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新規出店やテナント改装工事において、現地調査の段階で特に重要になるのが「既存床の状態確認」です。
見た目では問題がないように見えても、実際には床下の不具合が隠れているケースも多く、仕上げ工事後のトラブルにつながることがあります。
特に注意が必要なのが、床のクラック(ひび割れ)や隆起です。既存の床に大きなクラックが入っていたり、一部が浮き上がっている場合、その上から同じように左官仕上げを行っても、既存下地の動きに引っ張られて再度割れてしまう可能性があります。
また、「薄いフロアタイルだから問題ない」と思われがちですが、下地の影響を受けやすいため、床の不陸や膨れがそのまま表面に出てしまうこともあります。
施工直後は綺麗に見えても、時間が経つにつれてジョイント部分の浮きや段差が発生するケースも少なくありません。
そのため、現地調査では単純に寸法を測るだけでなく、床材の種類・既存下地の状態・クラックの幅や位置・床鳴り・浮きの有無などを細かく確認することが大切です。
仕上げ材の選定によっては、補修方法や下地処理の内容も大きく変わります。
長く安心して使用できる店舗づくりのためにも、工事前の調査と下地確認は非常に重要な工程になります。
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